11月17日と18日両日に於いて、全国防衛協会連合会青年部会と近畿地区防衛協会青年部会連絡協議会主催の「第22回全国青年研修大会兼ねて近畿地区防衛協会青年部会連絡協議会第18回青年研修大会」が滋賀大会として開催され参加して参りました。
初日は琵琶湖ホテルにて、衣川兼司氏による記念講演を拝聴し、記念式典では次回開催地が発表され、全国大会は徳島県で近畿地区大会は奈良県でそれぞれ開催されることになり、開催地の代表者に大会旗が伝達されました。
終了後に意見交換会が行われ、自衛隊関係者をはじめ、北は北海道、南は鹿児島の同志と交流することができました。
二日目は部隊研修として滋賀県にある自衛隊基地3箇所を訪問。
始めに陸上自衛隊今津駐屯地で、能登半島地震での支援活動や駐屯地の概要などご説明いただきました。
その後装甲車に体験乗車させていただき、戦闘射撃訓練シミュレータを使い実際に訓練している様子を見学することができました。昼食は駐屯地内の食堂に於いて自衛隊員と同じメニューを参加者全員で喫食させていただきました。
次に饗庭野分屯基地へ移動し基地の役割等をお聞きした後、射角を上げていただいた対空誘導システム「ペトリオット」を見学することができました。
最後に陸曹教育隊のある大津駐屯地へ移動し、訓練生が障害走(30キロの装備品を身に着けたまま走行する訓練)を行っているところを見学させていただきました。実際間近で見ると相当過酷な訓練であることがわかり、改めて尊敬の念を抱くとともに感謝の思いが強くなりました。
今回の滋賀大会は、全国と近畿地区大会を兼ねた大会ということもあって、参加者が多く初めてお会いする方もたくさんおられました。
また部隊研修は小雨の降る中、自衛隊の方々のご厚意・ご協力により、多くの貴重な体験をすることができ、改めて自衛隊支援に対する思いが一層強くなった2日間でありました。